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コンテンツマグネットを使って集客を実現する方法と成功事例【SEO検定2級・第17問】

2023年03月06日

コンテンツマグネットとはそもそも何なのか?
通常企業がSEOで成功するためには、有益なコンテンツをたくさん作らなくてはなりません。

Googleは有益なコンテンツを載せているサイトを上位表示させようとします。
そうすることにより、Googleは何時検索しても良質なコンテンツがある素晴らしい検索エンジンという座を確保しているわけです。

ということは、上位表示するためには私たちは良質なコンテンツを何とかして作らなければならないのです。

ですが、企業が自前でコンテンツを作ろうとすると、コンテンツを作ること自体が本業ではない企業がほとんどですから外部の業者などに発注、外注することになります。
そうするとすごく時間はかかりますし、何よりもお金がかかります。
ですから、そういうやり方では長続きしません。

そこで一部の人たちが考えたやり方が、コンテンツをユーザーに作ってもらおうという、
・UGC(User Generated Content)ユーザーが生成するコンテンツ
・CGC(Consumer Generated Content)消費者が生成したコンテンツ
こういった戦略でコンテンツを増やそうとするわけです。

コンテンツマグネットは、ユーザーが無償でどんどんコンテンツを作ってくれて、それがそのサイトに磁石のように吸い付いてくるというイメージです。
巨大な磁石さえ持っていれば自分で鉄を作らなくても鉄というコンテンツを作った人たちからタダで収集できます。
それがコンテンツマグネットという概念です。

ではそういったコンテンツマグネットというのは、どうやって成り立っているかなのですが、

この3つは絶対に必要です。

@コンテンツマグネットの運営者
A情報発信者
Bエンドユーザー

コンテンツマグネットは、この3つで成り立っています。




私のクライアントさんで、コンテンツマグネットを実際に作ってサイトの集客がうまくいっている、SEOで成功している中小企業の方がいます。

その会社のサイトは、「セミナー」とか「セミナー情報」という言葉で上位表示しています。
ここは別に、このサイトを運営している企業が特段たくさんコンテンツを作っているわけではなくて、コンテンツをユーザーに作らせています。



どのような仕組みかと言うと、私のクライアントさんはセミナーのサイトを運営している

@コンテンツマグネット運営者
ということです。

A情報発信者
情報発信者というのはこの場合誰かと言うと、このサイトには誰でも無料でセミナー情報を投稿できるので、私も投稿しています。
私が講師を勤めているセミナーも毎月ここに無料でアップロードさせていただいています。
「セミナー無料参加登録」と「メンバーログイン」というところを押してアカウントを取得して、自由に自分のセミナーの情報をアップできるようになっています。

その結果、ここには刻々と1日何件も新しいセミナーの情報が押し寄せてきます。
そして情報発信者であるユーザーが苦労してコンテンツマグネット運営者のためにコンテンツを作ってあげているわけです。

ここはアパートやマンションの大家さんのように、部屋を貸しているだけです。
土地を貸していて、お店の方が一生懸命お店を作って運営しているわけです。

コンテンツマグネットの構成要素の最後3つ目は

Bエンドユーザー
エンドユーザーは、例えば「投資セミナー」、「FXセミナー」、「SEOセミナー 東京」等いろいろなキーワードで検索して、この無料でセミナー情報を投稿出来るサイトを見つけて、ありがたみを感じて申し込んでいます。
その結果、このセミナーのサイトという1つのコンテンツマグネットが巨大化するようになっています。

コンテンツマグネットを持っている企業や、ユーザーが生成するコンテンツであるUGCのサイトを持っている企業は、非常に高収益で業績も良い傾向にあります。

だからこそ私も熱を入れて、UGCのことや、コンテンツマグネットという一見SEOではどうでも良いようなことをご紹介させていただいています。


UGCやCGCのようなコンテンツマグネットを作るときのコツの1つは、自分のことを書くのではなくて、他人の自己紹介的なプロフィール的なページをたくさん増やすような感覚を持っていただくと、非常に合理的に短期間でアクセス数が増えるようなコンテンツになります。

自分のWebサイトに何というキーワードでGoogleから来ているのか?
それはGoogleが無料で提供している「サーチコンソール」で知ることが出来ます。

サーチコンソールの「検索パフォーマンス」を見てみましょう。

検索パフォーマンスを見ると、そのサイトに何という言葉で検索した人たちが訪れているかという流入キーワードがわかります。

こちらは弊社、全日本SEO協会の公式サイトのサーチコンソール内にある検索パフォーマンスです。
過去3カ月間の流入キーワードがこれです。



「SEO協会」という言葉で検索した人たちが、さすがにオフィシャルなので1位表示されているため最も多く来ています。
あとは、「全日本SEO協会」という同じような言葉でも来てくれています。

流入キーワードの約9割は人名とか会社名です。
SEO協会のスクールを卒業してくれたコンサルタントの方や、有名な美容家の方、情報起業家の方等起業家としても成功している人が多いです。

そういう方はやはり調べられる立場にあります。
信用調査のためにその人たちのお客様とか見込み客の人がここは契約して大丈夫かということで信用調査のためにGoogleで指名検索をします。
そういう膨大な数の細かな検索でしょうけれど、そういったものをSEO協会のサイトは拾えています。
すごくありがたいことです。

コンテンツマグネットというのはこのように慢性的なコンテンツ不足の企業さんや私たちにとってはすごく便利な発想方ですが、
コンテンツマグネットというのは、やってみないとうまくいくかどうかわからないものです。
そして、コンテンツマグネットで取り扱っているテーマが急に時代遅れになるというリスクもあります。
意外に賞味期限が短かいとか、はずれることがあります。


今回の動画:SEO検定2級【第17問】(1)(2)(3)では
コンテンツマグネットとは何か?
コンテンツマグネットの活用方法や成功事例などを全日本SEO協会の鈴木将司が詳しく解説します。

ご視聴、お待ちしております。

全日本SEO協会・SEO検定公式サイトはこちらです。
https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo//a>
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