Googleはサイトのアクセス数を評価しているのか?【第29問(1)】
2022年05月04日
今回の動画は
■Googleはサイトのアクセス数を評価しているのか?【第29問(1)】
というテーマで解説します。
Webが出来たばかりの2000年代初頭の頃は確かにリンク対策だけSEOテクニックだけで上位表示出来ていた時代がありました。
しかし現在では当時と比べてその傾向は弱まっています。
このようにGoogleがペンギンアップデートの実施を通じて自らの検索精度を高めるに連れて、トラフィックが多い人気サイトが検索結果の上位に表示されるようになってきました。
トラフィック(交通)というのはアクセス数のことです。
Webサイトにおける交通量=ユーザーの訪問者数=アクセス数です。
ここで注目してほしいのはペンギンアップデートです。
ペンギンアップデートというのはSEOを学ぶ人は必ず覚えておいてほしい言葉です
何故かというと、このペンギンアップデートによって重要な検索順位の決定変更が起きたからです。
ペンギンアップデートとは過剰なSEO過剰な最適化をしたサイトに対してGoogleが与えるペナルティです
ペンギンアップデートが施行される前は、たくさんのサイトからリンクを張ってこのサイトは人気があるように見せかけるという過剰最適化のテクニック、一種の詐欺みたいな手法がありました。
通常は自然に色々なサイトからリンクされるのに、無理やり自分でサイトを作ってそこからリンクを張ったり、あるいは他人にお金を払ってリンクしてくれそうな人にお願いをしてリンクしてもらうという手法が流行っていました。
これは今の常識で言うと、ある意味リンク詐欺みたいなものです。
ペンギンアップデートというのはそういう過剰なリンク対策をした人に対するペナルティです。
そういった不正リンク効果がある時代はすでに終わっています。
そして今でも変わらず重要なことは、権威のあるサイトとか非常にアクセス数があるトラフィックがあるサイトからリンクしてもらうことです。それをやらないと順位は上がりません。
何故か?信用できないからです。
信用出来るサイトはいくつかの信用出来るサイトからリンクが張られています。
それが全く張られていないということは、中身が良さそうに見えてもコンテンツが良さそうでもGoogleとしては上位表示させるのにリスクがあります。
もしかしたら、これは信用がないのかもしれないとGoogleは疑ってしまうのです。
その疑いを晴らすためには権威のあるサイトや人気のあるサイトからリンクしてもらうことがどうしても必要なのです。
今回の動画では
★Googleは検索順位を決める時にサイトのアクセス数を評価しているのかを全日本SEO協会の鈴木将司が解説します。
皆様のご視聴、お待ちしております。
全日本SEO協会・SEO検定公式サイトはこちらです。
https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo/
| SEO検定2級一問一答 問題解説
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サイトのツリー構造とは?
2022年04月13日
Webサイトを作成する際に重要になるのがサイトの利便性ですが、「どうすればユーザーに使いやすい、便利だと思ってもらえるだろう」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、Webサイトを作る際に理解しておくと便利なツリー構造について解説していきます。
サブページが増えると、目的のページに辿り着くのが困難になる
Webサイトは、サブページが増えるほどユーザーが見たいページに辿り着くのが困難になると言われていますが、それはなぜなのでしょうか。
まずは、ツリー構造でWebサイトの構造を確認してみましょう。
Webサイトのツリー構造とは?
それでは、Webサイトのツリー構造を見ていきましょう。
これは、以前他のブログ記事でも紹介しましたが、Webサイトの概念図です。通常ツリー構造になっていて、ピラミッドのような感じになっています。
その頂点となるのが、トップページです。海外では、ホームページと呼ばれています。
このモデルでは、トヨタの中古車を売っているお店のサイトを参考にツリーを作っているので、トップページ部分には「トヨタ中古車」というキーワードが書かれています。
そしてすぐ下には、左側に「中古のプリウス」、右側に「中古のカローラ」とあり、さらにその一段下に一覧があります。
一覧ですから、中古のプリウスのサブページ、中古のプリウスのサブページ2 枚目があり、中古カローラについても同様にサブページが配置されています。
ツリー構造は多くの場合、この 3段階で構成されています。
サブページが増えすぎると辿り着きづらくなるのはなぜ?
それではここからは、サブページが増えるほどユーザーが見たいページに辿り着きづらくなる原因について解説していきます。
例えば、先ほどのツリー構造でトップページのトヨタ中古車からいきなり一番下の中古車プリウス A、中古車プリウス B、中古車カローラ A、中古車カローラ B にリンクされていて、真ん中のカテゴリがなかったとします。
そしてカテゴリがないにも関わらず、プリウスやカローラの色々な車種のサブページに加えてほかの車種のページも沢山あったら、ユーザーは何がどこにあるのか、分かりづらく感じてしまいます。
何よりそのウェブサイトを作っている作者、管理人が自身のサイトのどこに何があるのか、どの車種のファイル、どの車種のページを何ページ作ったかというのを忘れてしまうでしょう。
そういうことを防ぐために昔の人たちが考えたのがカテゴリページで、カテゴリページから各カテゴリに属するサブページにリンクを貼る階層構造にすることでわかりやすくしたのです。
これが今日でも生きていますし、恐らく将来もこういう形で残っていくと思います。
つまり、見つけづらくなる理由は、カテゴリ分けがなく分かりづらくなっているからということになります。
そして分かりやすくするためには、プリウスはプリウス、カローラはカローラというように同じ情報毎にカテゴリ分けをすることです。
ちなみにカテゴリ分けをする際は、各カテゴリの入り口になるページのことを通常「カテゴリページ」と読んだり、「カテゴリトップ」、「カテゴリトップページ」と呼ぶことがあります。
サブカテゴリはあるの?
ここまでトップページ、カテゴリページ、サブページで構成されたWebサイトのツリー構造について解説してきました。
このブログを読まれている方の中には、カテゴリページのさらにその下に、カテゴリは作れるのかと疑問に思われる方もいるかもしれません。
実際のところそれは可能で、例えばプリウス中古車一覧から第3階層として今度は平成30年のプリウスのモデルの一覧ページを作り、更にその横に令和元年のページを作るといったように、その年ごとに「サブカテゴリ」を作ることもあり得ます。
その場合、人によって言い方は違うと思いますが、年ごとのカテゴリを「サブカテゴリ」と呼んだり、元々カテゴリだったプリウスの一覧の方を「メインカテゴリ」と呼ぶこともあります。
さすがにその下にカテゴリを追加した場合の呼び名は、私にもわかりません。「サブサブカテゴリ」というのは聞いたこともありません。恐らく、業界的に作らないのでしょう。
ここまで読んでくださった方には、カテゴリを作り情報を整理するということがWebサイトを見る一般のユーザーにとっても、それを作るサイト管理者や制作の人たちにも便利なのだということがわかって頂けたと思います。
実際のWebサイトで確認してみよう
それではここからは、実務に役立てるために世の中のWebサイトがどんな構造になっているのかを実際に見ていきましょう。
このブログを読んでくださっている皆さんは、普段どんなサイトを見ているのでしょうか?
私はこのブログでいつもYahoo!や楽天のサイトをお見せしていますが、今回はヨドバシカメラさんを見ていきたいと思います。
ちなみにyodobashi.comは、Amazon ほどではないものの熱烈なファンがおり、ヨドバシカメラのEC コマース(物販)は非常にうまくいっているようです。
それではGoogleで「ヨドバシカメラ」で検索しましょう。
「ヨドバシ,com・ヨドバシカメラの公式通販サイト【全品無料配達】」これがインデックスページ、トップページhttps://www.yodovashi.comです。
これが先ほど言ったツリー構造で言うと、1 番上にあるトップページになっています。
ヨドバシカメラの分類方法は?
それではヨドバシさんは、どのように商品を分類しているのでしょうか。
こういうところに来るユーザーにとってどう分類するのが便利か考えた場合、金額順で分けるよりも、通常売り場ごとに分けることが考えられます。
実際にどんな売り場があるか見てみると、トップページの左側に、家電やパソコンなどいろいろな売り場があることがわかります。
それでは、カメラのカテゴリ(yodobashi.com/category/19055/)を押してみましょう。
ここでカテゴリ(category)の文字が出てきました。そして19055という数字は、社内的にカメラの通し番号になっていると考えられます。
カテゴリトップに来ましたが、ただカメラといってもデジカメや1 眼レフ、ミラーレスやコンパクトデジカメなど種類もいろいろあるので、サブカテゴリがあると思います。
見ていくと、カメラの中にさらにサブカテゴリがあることがわかります。
それでは、カメラアクセサリというカテゴリを見てみましょう。
なんとここで、出て来なければいいと思っていたのですが、サブカテゴリの中にもカテゴリが出てきてしまいました。
変な言い方なので使いたくはありませんが、サブサブカテゴリのようなものが出てきました。
そこからカメラケースというボタンを押すと、さらにサブサブサブカテゴリまで出てきました。
もう何回サブと言えば良いのか忘れたところで、ようやく商品ページです。やはり巨大な店舗になると、カテゴリは深くなるのでしょう。私の認識が甘すぎたようです。
ディレクトリの分類はSEOに悪影響がある?
ここまで見てきて、商品によってはサブサブサブサブカテゴリまで出てきたヨドバシさんのWebサイトですが、ようやく出てきたサブページのディレクトリやフォルダの分け方がメチャクチャになっています。
このことに関して、私のセミナーなどに来てくれる方から「鈴木さん!うちのサイトはいろいろなページがあってカテゴリも色々あるけどカテゴリごとにページを収納していないのです」、「結構うちはメチャクチャなのですが、それはSEOに悪影響があるのですか?損するのですか?」と聞かれることがあります。
私はその場合、ワンパターンで「ある真実」を言っています。
それは何かというと「業績の良い会社ほどカメラのサブページだからといって必ずしもカメラというディレクトリに収納している必要は無い」ということです。
実際に、ヨドバシさんのサイトで見てみましょう。サブページまで行くと確かに表面的にはカテゴリやサブカテゴリ、サブサブカテゴリなどがありますが、URL はもうメチャクチャです。
こちらを見ていただくとわかる通り、https://www.yodobashi.com/product/10000000…となっていて、いきなり product がきています。
製品というディレクトリ、またはフォルダがあって、そこにいきなり入れてしまっているのです。
要は業績の良い会社ほどいろいろなページがあるので、ページが増えてきてしまうと論理的にこの内容はこのディレクトリにというようには収納出来なってくるのです。
またシステム的な都合もあります。
ここまでの大規模なサイトになると、1つ1つドリームウィーバーやホームページビルダーで手作りすることはないはずなので、大体がCMSやシステムでページを作ることになります。
そのため、商品の情報はデータベース的にはプロダクト(product)という別のバーチャルなカテゴリに置いているのでしょう。
ということで、URL とカテゴリの構造が一致する必要は全くありません。SEO にも関係ないので安心してください。
現に、ヨドバシカメラは会社が大きいからかもしれませんが、順位は恐ろしいほど高いです。
まとめ:Webサイトを作るときはカテゴリを作って情報をわかりやすく分類しよう
今回は、Webサイトを作るときにツリー構造を理解することの大切さについて解説してきました。
このブログを通してカテゴリを作り情報を整理するということがWebサイトを見る一般のユーザーにとっても、それを作るサイト管理者や制作の人たちにも便利なのだということがわかって頂けたと思います。
また、ヨドバシさんの実例を見ることで、URLとカテゴリの構造が必ずしも一致する必要がなくSEOにも影響しないということも理解して頂けたのではないでしょうか。
ぜひWebサイトを作成する際にはツリー構造を思い出し、ユーザーが情報を見つけやすくなるようカテゴリをみてください。
| SEO検定4級
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SEO検定1級とは?1級の概要、試験範囲、合格率を解説
2022年03月21日
SEOはWebサイトをGoogle等で上位表示させるために必要な施策です。SEO検定1級は、SEOに必要な知識の習得を目的としています。
今回は、SEO検定1級の試験概要や試験範囲と合格率について解説します。
SEO検定とは?
SEO検定は最新のSEOを学び実践するために開設されました。
検定に合格するとSEOの知識があるとみなされ、スキルを可視化できるメリットがあります。
コンサルティングの仕事をしているのであれば、SEOの改善案にも説得力が生まれ、提案しやすくなるでしょう。
検定は4級から1級まで4種類あります。
今回の記事ではSEO検定では最難関の1級がどのような検定なのか、試験範囲について説明します。
試験概要
試験概要は一般社団法人全日本SEO協会のSEO検定1級公式サイト(以下、公式サイトと表現)に記載されています。
SEO検定1級で学ぶ内容は以下の5つです。
1、モバイルサイトのSEO
2、スマートフォンアプリのASO
3、ローカルSEO
4、ナショナルSEO
5、ペナルティからの復旧
1つずつ見ていきましょう。
モバイルサイトのSEO
SEO検定1級ではGoogleが近年重視している、モバイルサイトのSEOを学びます。
2017年より前は、Webサイト制作やSEOは、デスクトップ版もしくはPC版の対策を重点的に実施してきました。Googleでも検索順位を判断する基準は、PC版Googleの情報を元に算定していました。
2017年よりスマートフォンやモバイル端末の普及に伴い、Googleはモバイルファースト、モバイル第一主義へと方針を切り替えます。GoogleはSEOの表示順位を決めるアルゴリズムも、モバイル版のサイトを元に順位を算定すると決めました。
モバイルファースト提唱に伴うSEOの方針転換
Googleは、モバイルサイトの表示順位が上がると、PC版も表示順位が高くなるようにアルゴリズムを変更しています。
モバイル版を起点としたサイト構築と、PC版にもよい影響を与えるような改善が求められるようになりました。Googleと同じようにモバイルファーストで考えなくては上記表示ができないため、方針転換を余儀なくされました。
2017年に提供開始したSEO検定1級は、Googleのモバイルファースト提唱と同時期に始まった検定です。最新のモバイルサイト最適化を説明しています。
スマートフォンアプリのASO
続いてSEO検定1級では、より高度な応用方法としてスマートフォンアプリについて説明しています。
スマートフォンを使うとき、ブラウザでサイト閲覧をしますが、アプリを使う機会も多いのではないでしょうか。
Webサイトほどではないにせよ、世界そして日本国内でも星の数ほどアプリが存在します。
新聞やニュースなどのアプリ、LINEやFacebookやTwitterなどのSNSアプリ、YouTubeなどの動画アプリ、ゲームアプリなど多数のアプリをダウンロードして使用する機会が増えました。
Webサイトと同様に、アプリも検索画面から自分のアプリを見込み客に発見してもらうのは困難です。
アプリストアでのSEO〜ASO〜
スマートフォンのアプリは、AndroidであればGoogle Play、iPhoneであればApp Storeでアプリを検索し、ダウンロードして使います。
アプリ開発が進み、無料・有料のアプリも増えています。Google PlayやApp Storeで上位表示させて、見つけてもらう対策が必要です。
WebサイトのSEOと同じような競争が生まれているので、アプリの検索エンジン最適化が必要なので、SEOにちなみASOと呼ばれています。
米国で行われたアプリの開発者会議、デベロッパーのカンファレンス、SEOカンファレンス内で実施されたASOの講座から知見を得てカリキュラムを作成しました。
ほかにもサーチエンジンランドやサーチエンジンジャーナルなど、有力な海外のSEOニュースを研究してまとめた内容がカリキュラムに含まれております。
ローカルSEO
続いてSEO検定1級で学ぶのは、地元客を集客するローカルSEOです。
SEOの中でも有力なジャンルとして、ローカルSEOが挙げられます。
ローカルの意味は、地元もしくは地域です。ローカルSEOは地元地域のお客様を集客するための施策です。
歯科医・整体院・エステサロン、飲食店ホテル・病院・クリニック、法律事務所・行政書士・司法書士・税理士といった事業の場合、来店してほしいのは地元のお客様でしょう。
全国や海外のユーザーを対象にしたナショナルSEOとは対策も異なります。ローカルSEOを実施したいと相談される機会は多いでしょう。
SEO検定の最高峰の級として、SEO検定1級では、ローカルSEOについて詳しく述べています。知識を学ぶと周辺企業やお店に貢献するスキルを獲得出来ます。
ナショナルSEO
SEO検定1級では、ローカルSEOの正反対の全国レベルで集客するためのナショナルSEOについて、説明しています。
ナショナルSEOは、ローカルSEOと反対の手法を実施します。
ローカルSEOを理解していると、かなり効率的に早く全国レベルの集客であるナショナルSEOも学べるでしょう。
ナショナルSEOは、全国のユーザーに自社サイトを見てもらうためにSEOを実施するのが重要です。ナショナルSEOを実施するには、サイトのコンテンツは、次のような構成になるでしょう。
(1)コンテンツのテーマは地域性の低いものにする
(2)全国各地をテーマにしたコンテンツを増やす
(3)全国のユーザーのトラフィックが集まることを目標にする
ローカルSEOとナショナルSEOと両側面からSEOについて触れているのも、ほかにはないSEO検定1級の特徴といえるでしょう。
ペナルティからの復旧
SEO検定1級で最後の重要な学習ポイントとしては、検索順位を回復するためのペナルティ復旧の方法が挙げられます。
毎日、全国各地から企業や個人だとアフィリエイターさんたちから、検索順位を上げるための相談を受けています。
その中でも一番多いのは、Googleのアルゴリズム変更により表示順位が落ちてしまったので、ペナルティからの回復を希望する相談です。
SEOに関する知識の応用対象のほとんどが、検索順位が非常に落ちてしまって困っている人を救うためです。
SEOをこれから学びたいと思い、SEO検定1級を勉強しようとする方は、ペナルティからの復旧について、しっかり覚えておくとよいでしょう。
ここまでSEO検定1級の主だった内容について説明しました。
出題範囲と難易度
続いて試験の出題範囲と難易度について解説します。
SEO検定1級は試験範囲が広く、長年SEOを真剣にやってきたような方であれば合格できるでしょう。ただ、知識があり合格できるだけでは不十分です。
合格するには
SEO検定1級は本を読んで学び、検定に合格すればよいだけではありません。SEO検定1級に合格しても、SEOの知識だけで仕事に活用するのは難しいでしょう。
SEO検定1級の技術を用いて、改善し実行するには、Webサイトのコーディングやレイアウト変更も必要です。システム開発担当、Webデザイナー、会社内の各部署と連携が必要で、チームワークが大事です。
SEOの知識以外のコミュニケーションやWeb全般の知識がない状態では、他部署との連携が可能なのか、課題が残ります。
4級、3級、2級でSEO以外の必要な知識を習得しよう
SEO検定1級合格者を名乗るならば、SEO検定1級の知識のみならず、さらに広範囲にわたるWebの知識も必要でしょう。
SEOの業務経験がなくても、SEO検定は4級・3級・2級と階段を登るように知識をレベルアップできるように設計しております。
SEOの知識だけではなく、最低限のWeb全般の知識、ビジネススキルやリテラシー、マーケティングの意味も理解するのが重要です。
4級、3級、2級のテキストページ数
表:SEO検定1級〜4級のテキストページ数
SEO検定1級は、試験範囲が4級〜1級までの全範囲にわたるため、4級〜1級までの4冊の知識を習得する必要があります。
4級から1級までの知識を習得し実行すると、SEOに関する相談はほとんどのものを具現化できるでしょう。SEO以外に付随するようなWebについての質問にも、高い確率で答えられて、場合によっては即答もできます。自分に自信が持てるようになります。
SEO検定の合格率
試験の合格率は公式サイトにも記載していますので、詳細はご確認ください。
得点率は他の級と同じように80%以上、つまり100点満点中、80点を取る必要があります。
合格率は次の通りです。
SEO検定 合格率とGoogleで検索すると表示されます。
2021年度の実績は次の通りです。
以上、SEO検定1級とはどのような検定なのか概要や試験範囲、合格率を解説しました。
まとめ:SEO検定はSEOの重要なポイントを網羅
SEO検定は4級から順に学ぶとSEOの業務経験がなくても必要な知識が身に付きます。
Webサイトやアプリでユーザーに検索された際、上位表示するには、Googleのアルゴリズムに沿った対策が必要です。モバイル版のサイトの改善を優先し表示順位が上がると、PC版のサイトの表示順位も変動します。
SEOを実施するには、モバイルサイトの改善だけでは不十分です。
アプリの最適化や、自分の事業がターゲットとするユーザーに向けた、ローカルSEOやナショナルSEOが必要であるとご理解いただけたのではないでしょうか。
また、Googleのアルゴリズムは不定期に変更されるので、表示順位の下落の影響を受けたクライアントから相談される機会も多いでしょう。
SEO検定1級で最新の知識を学ぶと、自分のサイトの表示順位だけでなく、クライアントの相談も解決でき、改善も期待できます。
検定の合格を目的とするのでなく、SEOの幅広い知識を習得するためにテキストを読むのもオススメします。
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